2011年12月27日火曜日

Be I Project In 名振

本日Be I Project の代表、及川さんがミュージシャン、ミッフィーさんと一緒に、雄勝に来て
くださいました。Be I Project さんは、仮設商店「店こ屋街」のオープニング復興祭のを機に
様々な支援とご協力を頂いています。
自らがシンガーソングライターでありながら、音楽分野外からも様々な被災地支援を行って
おられます。 今回は、沢山のアーティストの方にご協力を頂き、ミサンガをライブで販売して
頂けるということで100本ものミサンガをご購入頂きました。

マザーミサンガの製作者の方々にとっては、今年最後のビックなプレゼントとなり、
皆さん大変喜んでおられました。

及川さん、ミッフィーさん、雪が降る中、本当にどうもありがとうございました。

2011年12月26日月曜日

まちづくり復興プロジェクト委員会発足

雄勝地区の復興計画を実現化していくため、まちづくり復興プロジェクト委員会が発足されました。
トモノテもこのプロジェクト委員会のメンバーとなり、今後雄勝町のまちづくりに参加させて頂くこと
になりました。
雄勝町に未だ戻れない人々が早くまちに戻ってこれるよう、
そして、リビルディングをしてゆくにあたり、「変えてはならないこと」「変わらなければならないこと」
を見極め、まちづくりに貢献していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

2011年12月25日日曜日

クリスマスイルミネーション

イルミネーション最後の日です。
この期間素晴らしい灯りを雄勝で見ることが出来ました!


あの津波が来た日から、一変し悲しく辛い年となってしまいましたが、
今年最後に、雄勝の方々に灯りが見せてあげられて本当に本当に良かったです。

昨日は大川小学校に拝みに行ってきました。大川小学校にもボランティアさんのはからいで
キレイなクリスマスツリーが立っています。沢山の悲しみがありましたが、東北の様々な場所
に沢山の光が灯されました。

とても複雑な気持ちですが、ただ一つ確実に実感出来ることは、沢山の支援者が東北共に
歩んでいるということ。

今年、ここで過ごしたクリスマスは一生心にあると思います。

ご協力頂いた皆様、本当に本当に本当にどうもありがとうございました。





2011年12月24日土曜日

忘年会 雄勝×LOM

今年も残すところ6日となり、いよいよ忘年会シーズンですが・・・

雄勝では、ボランティア×町民 のお疲れ様会を行いました。

5月からトモノテと連携し、毎週末のように雄勝の復旧作業に通ってくれた
ラストワンマイルの皆さん、そして、仮設商店の開店復興祭で担いだお神輿の製作者である
藤原宣也さん、など役20名が 東京からバスを貸しきって夕方雄勝入りし、店こ屋街で町民の
方々と「お疲れ様」でグラスを交わしました。

想い返してみると4月に雄勝入りした当初は、町民の方々と未来について語る余裕もなく、
「目の前のこと、明日の炊き出しのこと、足りない物資のこと、避難所生活のこと」など
今やらなければならない事で日々を乗り切るだけが精一杯でしたが、あれから時間が経ち、
未来のことも語り合えるようになり、笑顔も見られるようになり・・・
町の風景は差ほど変化がなくとも、私も含め人々の心は大きく変化しました。
僅かながらも前進していることを実感します。

深夜、雄勝硯を使い皆で書きおさめを行いました。
中でも私が一番印象に残った言葉
「前へ」
地元の復興のために日々奮闘されている高橋頼雄さんの言葉です。
 この言葉、来年も再来年も胸に置いておこうと誓いました。

この度深夜までお付き合いくださった店こ屋街のみなさんどうもありがとうございました!


地元産の牡蠣の差し入れ
雄勝硯シャンパン



雄勝 ふっかつ ぜったい 勝つ

  Report : C.Nakagawa

2011年12月22日木曜日

ルーマニア大使館とイギリス大使館

仮設商店「おがつ店こ屋街」のクリスマスイルミネーションは、沢山の方のご支援により、ひとつ、またひとつと
灯りが増え続けています。

先日は、ルーマニア大使館より、LEDライトを頂き感激をしていた最中、次はイギリス大使館
の職員の方より、寄付金が届きました。

同封されていたお手紙には、「雄勝に送れるライトが無かったため、職員の方に声をかけて
みたところ、25282円集まりました。これをクリスマスのプロジェクトに使ってください。」と
ありました。

驚きと感激のあまり、町民や役場の方々に、このことを直ぐに知らせて歩きました。
皆さん、大変感激されとても喜ばれておりました。感謝の気持ちが一杯で言葉を
う失っておられる方もおられました。

こうした影で支えてくださる方々の存在で、今日も雄勝に希望の光が灯っています。
長い期間、真っ暗だった雄勝に光を下さった皆様、本当にありがとうございました。

雄勝に届いた大きなクリスマスプレゼント。
明日が最後の点灯です!

Report: C.Nakagawa

2011年12月20日火曜日

祝 名振⇔船越

雄勝は本日雪でした。

そして嬉しいニュース!
震災被害で通行止めとなっていた、名振⇔船越 間の道路が本日開通しました。

とは言え、とりあえず通れるようになったというだけなので、これからの山斜面と道路工事を
する必要がありますが、とりあえずは嬉しい進歩です。

実に9ヶ月ぶりの復旧!

取り急ぎご報告までに・・・

Report: C Nakagawa

2011年12月12日月曜日

クリスマス復興祭

11日、仮設商店「おがつ店こ屋街」にてクリスマス復興祭が開催されました。
跳び箱世界記録保持者の池谷直樹さんや他サムライロックオーケストラのメンバーの方にも
駆けつけて頂き、パフォーマンスを披露頂き、子供たちに体操教室を開いて頂きました。
また、沢山の団体様より子供たちのクリスマスプレゼントが届き、プレゼントを配る
サンタクロースとアーティストの方々に沢山の子供たちが集まりました。

街灯の復旧もいまだ不完全な雄勝には、各所の寄付から集まったイルミネーションで
点灯式が行われました。長く暗い町で過ごしてこられた町民の方々に少しでも希望の光と
なるよう、願っています。 このクリスマスイルミネーションは舞25日まで毎日2時間点灯しています。
雄勝の希望の光、お近くに来られた際には、ぜひ足を運んでみてください。

尚、今回ご協力いただきました、アーティスト、団体、企業、各所大使館の方々に心から
お礼申し上げます。











2011年11月29日火曜日

冬物物資

雄勝町も随分寒くなりました。
27日には Hands On Tokyo の皆さんのお力をお借りし、1週間前にオープンした仮設商店
「店こ屋街」にて、冬物物資を配布して頂きました。
カフェ・ケーキバイキング・店こ屋街抽選会なども開き、冬空の下、町民の方々と憩いのひと時を
過ごしました。雄勝町にはまだ大勢が集まれる建物がないので、これまで、青空ミーティング、
青空カフェを実施してきましたが、寒さが厳しくなるので、青空の下で集まるもの今年はこれで
最後になるかもしれません。








2011年11月21日月曜日

仮設商店「おがつ店こ屋街」オープニング復興祭

11月19日仮設商店「おがつ店こ屋街」がオープンしました。
これに伴い19日20日の2日間でオープニング復興祭が開催され、トモノテは復興祭の
プロデューサーとしてお手伝いさせて頂きました。また、この復興祭には、雄勝町の支援で
トモノテがパートナーを組んでいる沢山の団体にご協力を頂きました。

・NPO Hands On Tokyo
・Last one mile project
・Be I Project
・石狩市思いやりの心届け隊
・アコースティックフェスティバル
・藤原宣也 さん




震災から9ヶ月、雄勝町で紙幣が使えるようになった記念すべき日となりました。
6月から製作して頂いていた瓦礫のお神輿が登場し、多くのアーティストから音楽が届き、
活気ある経済復興の幕開けとなりました。
会場は2000人を超える人が集まり、笑顔と涙に包まれた感動の2日間となりました。

以下写真にてご報告とさせて頂きます。











2011年10月31日月曜日

週末ボランティア -10月-

10月度週末ボランティア作業内容を以下の通りご報告させて頂きます。
参加ボランティア:ラスト・ワン・マイル プロジェクト

作業日時:10月1日 9:30-16:00
作業場所:雄勝町立浜
作業内容:泥出し

作業日時:10月2日 9:00-14:00 
作業場所:雄勝町荒浜
作業内容:砂運び(海水浴場再開に向けた作業) 
作業場所:雄勝町名振
作業内容:枝切り

作業日時:10月2・3日 9:30-16:00
作業場所:牡鹿半島新山浜
作業内容:漁具の片付け(台風15号による被害の片付け)

作業日時:10月15日・16日 9:00-16:00
作業場所:雄勝町内仮設
作業内容:冬物物資の配布

作業日時:8月22日 9:00-16:00
作業場所:立浜仮設住宅集会所
作業内容:冬物衣類物資の運搬と配布

作業日時:8月23日 9:00-12:00
作業場所:雄勝町旧支所
作業内容:物資倉庫の整理


作業日時:10月29日 9:30-16:00
作業場所:雄勝町唐桑地区
作業内容:水産加工場の瓦礫撤去
作業場所:雄勝町味噌作地区
作業内容:側溝の泥出し(台風15号による被害)・草刈・片付けなど
作業場所:雄勝町名振地区
作業内容:柿取り(仮設に暮らす一人暮らしの老人のためお手伝い)

作業日時:10月30日 9:00-12:00
作業場所:雄勝町水浜仮設住宅
作業内容:冬物衣類物資の回収
作業場所:雄勝町船越地区
作業内容:水産加工場の瓦礫撤去・泥かき

2011年9月26日月曜日

週末ボランティア

今週のボランティア作業は以下の通りです。

9月23日
・雄勝町荒浜地区 浜の瓦礫撤去及び砂運
・牡鹿半島新山浜 台風被害の復旧作業

9月24日
・雄勝町荒浜地区 浜の瓦礫撤去及び砂運び
・雄勝町名振地区 一人暮らしの老人宅の草刈及び枝きり
・牡鹿半島新山浜 台風被害の復旧作業
・河北地区  図書館作り

9月25日
・雄勝町明神地区避難所解散に伴う避難所の片付け
・河北地区 図書館作り

参加ボランティア
・Lost One Mile Project http://lastonemile.net/

以下の写真は3日目の明神避難所の片付けの様子です。

明神避難所
明神避難所は雄勝町の中でも一番最後に解散した避難所でした。
明神地区は約60軒あった家屋の内2軒を残し全て流失してしまいました。
この避難所も被災した葬儀場の建物でした。キッチンもなく避難者は建物の
外にキッチンを作り、窓を板で塞ぎ工夫され避難生活を送られていました。

明神地区会長と住民の皆さん
 この地区の会長さんは、石巻市内にご自宅を移され新たな生活を踏み出されましたが、
最後の一人の方の仮設が決まるまで、地区の皆さんと共にいることを決められ、ご家族
だけを石巻に移され、ご自身は最後の一人が行き先が決まるまで、この避難所で寝泊りを
されていたそうです。

避難所の清掃
避難所生活で使用していたキッチン用品
明神地区の皆さんとボランティア

こうして雄勝町最後の避難所が解散しました。
片付けをしながら、皆さんの長い長い避難所生活を想い返し胸が熱くなりました。
不便な生活の中皆さんよく頑張ってこられたと思います。
明神の皆さま本当にお疲れ様でした。これからも皆さんの生活を応援し続けたいと思います。

そして、3連休ボランティアに来て下さったLOMの皆さまどうもありがとうございました。

Photo: C.Nakagwa
Report:C.Nakagawa

2011年9月19日月曜日

週末ボランティア

週末ボランティアは以下の通りです。
9月17日
・雄勝町船渡地区 家屋の瓦礫撤去
9月18日
・雄勝町船越地区 工場の瓦礫撤去

参加ボランティア
・Lost One Mile Project http://lastonemile.net/

LOM の皆さん今週もお疲れ様でした。
ありがとうございました。

2011年9月12日月曜日

Mother Misanga & 頼×デーオブサービス

9月11日に港区の小学校跡地で行われた Hands On Tokyo のイベント
DOS (デイ・オブ・サービス) で マザーミサンガ、牡鹿町ミサンガ、そして 被災スレートと硯の再加工作品
(お香立て・箸おき・ナイフ・フォークレスト)を販売させて頂きました。

ミサンガが1日で約140本を提供させて頂きました。
被災スレートと硯で職人さんが加工された作品「頼-TAYORI-」はお香立てと箸おきはなんと完売!
皆さんの暖かいご協力に心から感謝する1日となりました。

ミサンガ販売

スレート・硯作品  頼-TAYORI- 作家 高橋頼雄 さん

また、館内では被災地についての講演が行われ石巻市より2人のゲストをお呼びし
お話をして頂きました。 熱心にお話を聞き入っておられる皆さんの姿がとても印象的でした。

講演:木村優也さん(木の屋石巻水産)
講演:畑山大賢さん (満照寺副住職)

最後に
貴重な機会を与えてくださった Hands On Tokyo の皆様に心より感謝申し上げます。