2011年5月30日月曜日

【写真】 雄勝復興市









物資の仕分け

雄勝町で、物資の仕分が完了しました。
1週間終わらせよう!とゆうミッションでしたが、ボランティアの皆さんのお陰で、
5日目に終了することが出来ました。みなさま お疲れ様でした。本当にありがとうございました!


2011年5月22日日曜日

ボランティア緊急募集

この度ボランティアをしてくださる方を緊急募集します。
一人でも多くの皆様のお力をお貸し頂けますよう、心よりお願い申し上げます。

 【募集詳細】
・ボランティア期間:1日~受付可能
・場所:宮城県石巻市(石巻漁港/雄勝町/牡鹿半島/南三陸町)
・宿泊:雄勝町総合運動公園(テント泊の場合) 
・宿泊設備:テント泊/屋内(テントと寝袋はご持参頂けますようお願いいたします。)
・作業内容:瓦礫撤去/物資の仕分け/缶詰拾い
・持参頂くもの
軍手/長靴または安全ブーツ/ゴム手袋/寝袋/滞在中の食料と飲料/ヘッドライトまたは懐中電灯
その他

ボランティア応募に関するお問い合わせは以下までお願い致します。
tomonote00@gmail.com
080 2819 6997

沢山のご応募お待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します。

担当:中川

2011年5月20日金曜日

雇用支援 缶詰拾い

5月中旬より、石巻港にある木の屋石巻水産にて缶詰拾いのお手伝いをしています。
木の屋さんは、鯨や鯖を中心に沢山の缶詰を生産されている会社です。
津波は石巻港全体を襲い、木の屋さんでも沢山の缶詰が被害に遭いました。
流された缶詰の数は大よそ42万個とも言われています。
缶詰はそもそも保存食品なので、中身に問題がないということで、せめて流された缶詰を拾って
安く販売しようとされています。その売り上げは従業員の皆さんの雇用につながり、更にはその売り上げ
の一部を被災地の義捐金として送ろうと考えておられます。
その木の屋さんの方針に賛同し、お手伝いをさせて頂くことになりました。

作業の様子
木の屋石巻水産

倒壊した木の屋の建物

この中にも何万もの缶詰が埋まっています

流された缶詰

缶詰拾い
缶詰拾い

救出した缶詰

従業員の方と缶詰の泥落とし

ダンボールの切れ端で泥を落とします

きれいになった缶詰
倒壊した木の屋の建物

流されたダンプカー

Photo  : Noguchi
Report : Nakagawa

2011年5月16日月曜日

写真-5/14・15炊き出し-

炊き出し協力

株グローバル×東屋弁当
Cravings
MCC災害支援ボランティアグループ








2011年5月15日日曜日

東向島珈琲店×まほろば-5/11 炊き出し-

まほろばという名で活動されている
フリーランスの方達と東向島珈琲店のマスターが
コーヒーの香りと空間を東京から
運んできて下さいました。

ハンドミルで挽く:撮影 バネ

一杯ずつ入れる:撮影 バネ

小さな看板:撮影 トモノテ
「一杯づつ挽いて、一杯づつ」入れるコーヒー。
ハンドミルで挽いて、ハンドドリップで入れる。
コーヒーの香りに誘われて、沢山の方が集まりました。
木の机と陶器の器で、ひとときのコーヒータイム。
集まった地元の皆さんがコーヒーを飲みながら、
焼き菓子をつまみながら、おいしいという言葉が
行き交い、自然と語らう場になっていました。
その様子をみながら、東向島珈琲店のマスターも
笑顔で青空の下、コーヒーを入れ続けて下さっていました。

支所の前で青空喫茶:撮影 トモノテ
コーヒーと会話:撮影 バネ


まほろばと東向島珈琲店の皆様、
ありがとうございました。

まほろばのHPにも当日の様子を書いて
いただいてますので、そちらもあわせてご覧下さい。
【まほろば】
http://team-mahoroba.com/archives/12
【東向島珈琲店】
http://www.cfc101.com/

協力:

(有)長津田モータース
ヴィーガンマフィン屋「七曜日」
http://www.nanayoubi.com/
フルヤジ農園+デリ
http://machang.jugem.jp/
マナベクミ(まちのコンパス)
http://ukiki.machicom.com/

撮影画像提供:
まほろば バネこと赤羽大さん

2011年5月13日金曜日

トモノテ×スキヤキ5

トモノテはまた素晴らしいボランティアさんに恵まれました。チーム「スキヤキ5」です。
スキヤキ5の皆さんは5月6日-13日の1週間、沢山のお力を貸して頂きました。

牡鹿-仏壇・位牌・その他大切なもの探し
津波で流されたある民家から、位牌をはじめ大切なものを探し出すという、大変大きな作業でした。
家屋は潰れ中に入ることも出来ない状態だったため、まずは瓦を取り外し、チェンソーで屋根に穴を
開け、その穴から中に進入して探し出すといった手順でした。スキヤキ5の皆さんでなければ、
出来ない技でした。





その他、雄勝では瓦礫の中からの書類探し、石巻港では流された缶詰拾いなど、沢山のお力を
貸して頂きました。また、夜のキャンプ場ではトモノテメンバーが沢山の勇気と元気を頂く毎日でした。

スキヤキ5の皆さん、本当にありがとうございました!

※スキヤキ5は主に劇団・TRASHMASTERS の俳優さんをを中心としたチームです。
劇団・TRASHMASTERS
http://www.lcp.jp/trash/members.html

Report:Nakagawa

2011年5月5日木曜日

活動報告-GW2 南三陸町-

南三陸町・戸倉地区では、地元の方が生活を取り戻すため米作りを決断されました。
「何もないけど米なら作れる」と歩み始めた農家の方を応援したく、お手伝いに駆けつけました。

1日目:田んぼの瓦礫撤去
2日目:苗作り



南三陸町立入谷小学校到着
まずは、小学校で南三陸町でボランティアをしてる筑波大学生の藤原さんと合流
しました。藤原さんは312日に自転車で筑波から南三陸町に向かい、入谷小学校
の避難所でボランティアをしています。合気道で培った心身が頼もしいです。
避難所のボランティア活動はもちろんのこと、避難所にいる人たちとブランコや
物干し竿をつくったりもしたそうです。

南三陸町立入谷小学校




戸倉地区住民の方のお話によると、この地区で全壊した家は、集落の90%。
海から距離があったため、避難しなかった人が多く、53人もの犠牲者が出て
しまったそうです。専業農家の集落でしたが、トラクターや牛も流され、畑には
瓦礫やヘドロがたまってしまいました。家も畑も仕事も財産も失った住民が多く、
現在は集落で助け合って暮らしておられます。
ボランティアが向かった家は幸い自宅が残った10%のうちの一軒でした。
ここは、地域住民の避難場所となっており、一つ屋根の下、20人が暮らしておられ
ます。今だライフラインが復興しておらず、食料は全て救援物資でした。

そんな状況の中、復興に向けて何かできないかということで持ち上がったのが、
米作り再開の話でした。

通常であれば、5月は苗植えが終わっている時期。
しかし今年は、多くの畑が塩害によって使えなくなった上、種屋が流されて苗を
買うことができなくなっており、誰も田植えの準備ができていませんでした。

そんな中、この集落で協力してくださる方が現れました。
それが、今回訪問したお宅の方で、畑の他、ビニールシート、種、トラクターまで
快く提供してくださりました。復興田植えプロジェクトの開始です!


■ビニールシートの洗浄
まず、波でつぶれたビニールハウスを解体し、ビニールシートを再利用する準備から。

津波でへし曲がったビニールハウス

はじめに、ビニールハウスの上にあったがれきを撤去しました。
次に、ビニールシートを穴が空かないように注意しながら鉄骨からはずします。

ビニールシートに覆い被さっていた黒い土はヘドロで、きつい異臭を放ってい
ました。ビニールシートは50m以上もある上に、ヘドロは見た目以上にずっしりと
重く、学生・社会人総出20人でかかっても、洗浄には時間がかかりました。

ヘドロまみれのビニールシート
ホースで水をかける

大量の川の水で再洗浄

大人数でも午後いっぱい作業は続いた

最終的に、ヘドロまみれだったシートが透明に!
   
暑い日で日差しも強かったため、みんな黒く焼けて、たくましくなりました。



■種まき
昨日、ビニールシート洗いは完了したので、本日は苗作りにとりかかります。

もみがらを土に蒔く

どの家も、ここ10年ほどは苗を業社から買っていたそうで、農家でも若い人の中には、
もみがらを蒔くところから稲作りをするのは初めてだと言う人がいました。

大人数で一気に蒔く

お米はもみがら1粒から、1200粒ほど収穫出来るそうです。
順調に育てば、1枚で30kgほど採れるという計算になります。
全部育てば、集落の全世帯分の1年間分の米ができ、さらに余る計算だそうです。

このお米作り再開ボランティアは、今後も要望があれば、田植えから収穫まで、
お手伝いしたいと思っています。


Photo :Noguchi
Report:Noguchi