2012年11月26日月曜日

手仕事支援 「浮玉クリスマスオーナメント」の制作

この度、小さな手仕事支援として、クリスマスオーナメントのプロデュースに携わりました。

このクリスマスオーナメントは、、海と共に生きてきた雄勝らしさをモチーフに漁師が使用する
浮玉」のオーナメントです。

主に養殖に使用されていた浮玉は、現在はプラスティック製のものがほとんどですが、
その昔は、空洞のガラス玉にロープを巻き付けたものを使用されていました。
この手法を活かし、漁師の長老に編み方を手ほどき頂き、制作を開始いたしました。

季節限定の製品となるため、数を限定し制作したため、少数の方々での制作となりましたが、
「雄勝町の物産として残したらどうか」「引き続きこの製品を作りたい」などのお声を頂きました
ので、いつか再制作が実現できればと考えております。

この製品は、沢山の方々のご協力があり、完成直後に完売となりました。
売上は全額製作者収益とさせて頂いております。

※このプロジェクトは、NPO法人ハンズオン東京様との共同プロジェクトとして携わらせて
   頂きました。





Report:Sasaki
Photo:Nakagawa

2012年11月25日日曜日

雄勝希望のキャンバス 雄勝町民共同作業

左官職人 挟土秀平氏との出逢いを経て、ここ雄勝で希望のキャンパスの
制作準備を進めてまいりました。


雄勝 希望のキャンバスとは
雄勝町荒浜にて、海に対峙した大きなメッセージキャンバスを全町民で作り上げられます。
材料は全て雄勝町の塩害を受けた杉、土、瓦礫などが使用される土壁です。
キャンバス完成後は、雄勝町民それぞれの想いを書き込み、東日本大震災で被害に遭われた方への追悼の意を表し、ふるさとの復興を誓います。


夏、雄勝町の方々と挟土秀平氏率いる職人社 秀平組の皆様との、本格的な合同準備が
開始、11月18日には、秀平組の皆様(約20名)が飛騨高山より雄勝入りされ、高さ4m幅40m
もの巨大な土壁のキャンバスの製作が開始されました。

11月25日には雄勝町民との共同作業、泥塗りの作業が皆さんで行われました。
泥を持った皆様は楽しそうに作業をされていました。

お昼にはキャンバスの実行委員会が炊き出しを行い、職人さんと皆さまは温かいカレーで
交流を交わされました。






Report:Sasaki
Photo:Nakagawa

2012年11月18日日曜日

仮設商店「おがつ店こ屋街」一周年復興祭

昨年の仮設商店「おがつ店こ屋街」オープンから1年が経ち、それを記念した一周年復興祭が
11月17日・18日に開催されました。
瓦礫で製作したお神輿を担ぎ、音楽ライブで盛り上がり、マグロ解体ショーも行われ、楽しさ盛り
沢山の2日間となりました。

また、今回は昨年から継続的にご支援をいただいている方々へ、店こ屋街から、感謝の気持ちを
込め、感謝状が贈られました。

会場は、両日共に多くの方で賑わい、「おがつ店こ屋街」が沢山の人々に愛されている場所である
ことを改めて実感しました。

ご協力いただきました皆様、心より感謝申し上げます。






Report/Photo:Sasaki